イントロダクション
かつて一緒に活動していた劇団仲間のところに、一人の男が訪ねてきた。
故郷に帰る前に顔を見にやって来たというのだが、淡々と語り出した彼の近況は……。
第67回岸田國士戯曲賞受賞で注目度が高まる加藤拓也が紡ぐ緻密な会話劇。
新世代をリードする劇作家・演出家が書き下ろした新作が誕生!
スタッフ
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<作・演出>加藤拓也
加藤拓也
1993年12月26日生まれ。
大阪府出身。
17歳でラジオ・テレビの構成作家として活動開始。18歳でイタリアに渡り、映像演出を学ぶ。帰国後、20歳で「劇団た組」を立ち上げ、若い劇団ながら、一躍注目の劇団へと躍り出る。劇団では、小川洋子の小説『博士の愛した数式』、押見修造の漫画『惡の華』の舞台化の他、『在庫に限りはありますが』、『今日もわからないうちに』、『誰にも知られず死ぬ朝』などの書き下ろしを上演。
2020年以降、三島由紀夫没後50周年企画『MISHIMA2020』(日生劇場)での『真夏の死』、2020年シス・カンパニー公演『たむらさん』作・演出、2021年『友達』上演台本・演出、翻訳戯曲演出を初めて手掛けた2022年『ザ・ウェルキン』等の外部演劇活動の他、エッセイ連載など活躍の幅を広げている。
また、映像分野での注目も加速度を増し、脚本を担当したドラマ『俺のスカート、どこ行った?』、『不甲斐ないこの感性を愛してる』、『死にたい夜にかぎって』、『ももさんと7人のパパゲーノ』等が大きな話題を集めた。
その着眼点の斬新さと台詞術が驚きを与えたNHKよるドラ『きれいのくに』(2021年放映/4話では演出も担当)脚本で、20代の脚本家としては初めて「第10回市川森一脚本賞」を受賞。
最近の作・演出舞台には、2021年『ぽに』、2022年『もはやしずか』『ドードーが落下する』、2023年『綿子はもつれる』がある。
また、2022年に公開された初監督映画『わたし達はおとな』に続き、脚本・監督を務めた映画『ほつれる』の公開が2023年9月に予定されている。
2023年、第67回岸田國士戯曲賞、第30回読売演劇大賞演出家賞部門優秀賞を受賞した。
美術・・・・・・・山本貴愛
照明・・・・・・吉本有輝子
音響・・・・・・・井上正弘
衣装・・・・・・・伊賀大介
ヘアメイク・・・・奥山信次
舞台監督・・・・・幸光順平
プロデューサー・・北村明子
キャスト
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平原テツ
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橋本淳
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鈴木杏
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夏帆
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今井隆文
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豊田エリー
動画
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公演ダイジェスト
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稽古風景
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初日コメント
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ティザー
企画・製作:シス・カンパニー
東京公演
提携:公益財団法人せたがや文化財団/世田谷パブリックシアター
後援:世田谷区
大阪公演
運営協力:サンライズプロモーション大阪
お問合せ
シス・カンパニー
TEL:03-5423-5906
(平日11:00~19:00)